素麺トータルコディネーター

素麺屋の跡継ぎに生まれて、素麺をすることが、将来一番なりたくなかった職業だった・・・
ただただ島を離れたいという願望だけが先走り、一応、将来の夢というか何となくの気持ちで料理の世界に飛び込んだ、あの頃は何もかもが新鮮で、楽しくて仕方がない日々だった。
小豆島に帰りたいなんて思ったこともなく、都会で過ごしながら、料理を続けていくものだとばかり考えていたのだが、ちょうどまだまだ見習いの時に、当時働いていたレストランで写真家の集まりの食事会がひらかれた、その時に瀬戸内の美しい写真に出会った、あんなに何にも思わなかった瀬戸内の景色に、ハッとした!郷愁を感じたのだ、思っても見ない感情に襲われ一時はパニックになったのだが、多分あの時はちょうど島を離れて二年か三年、心の奥底で島が恋しかったのだろう。
そのころからはいずれは島に帰り、何かをしたいと心に決めていたのだ。今思い返すと
それからは、怒涛の日々だった、仕事に追われ、料理を作りまくった、そして料理を始めて9年くらいたった時だった、同僚が何気なく買ってきたスーパーの素麺、それを賄で食べた時の感想は、『まずい』の一言しか出てこなかった、親父が作る素麺はすごかったんだと、その時ようやく気づいた。
そして、この素麺の味をこのまま終わらせるのは、勿体無いと思った、別にぼくがやる必要もないことだが、料理をしていた僕だからこそできる、素麺の良さを見出せる食べ方を世の中に広められるのではないかと感じたのだ、これが素麺トータルコーディネートという言葉を作った始まりだった、普通のめんつゆだけで食べる、食べ方では飽きがきてしまうだろうが、世の中この食材と素麺、こういうつゆ、タレと素麺みたいな考え方を見つけるのは僕の宿命、そして新しい素麺の動きだと感じたのだ、これからの時代はただ売って終わりではありふれている、そもそも世の中に小豆島の手延べ素麺を知ってもらい、あたらしい食べ方の波及これが大事なんではないだろうか、素麺にはまだまだ可能性があり、その可能性を見出すのも小豆島の手延べ素麺でなければいけない
と、まずはここらで打ち止め、ちょっと長くなりすぎましたね。
今後はこのHP上で様々な生産者さんとのつながり、素麺の新しい食べ方等々を投稿していきます。

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